8月 首都圏の新築マンション価格 2か月連続で下落も高水準

8月に首都圏で発売された新築マンションの平均価格は6100万円余りと、去年の同じ月を18%下回り、2か月連続で下落しました。ただ、価格は引き続き高い水準で、調査会社は資材の高騰などを背景に、高値の傾向が続くとみています。

調査会社「不動産経済研究所」によりますと、東京、神奈川、埼玉、千葉の1都3県で、8月に発売された新築マンションの1戸当たりの平均価格は6102万円で、去年の同じ月を1350万円、率にして18.1%下回って2か月連続で下落しました。

都内を中心にマンションの供給が多かった去年と比べて、新たに発売された高額なタワーマンションなどが少なかったことなどが主な要因で、
▽東京23区は7905万円と、去年の同じ月より26.9%の大幅な下落だったほか、
▽埼玉県も4587万円と、6.2%下回りました。

一方、
▽神奈川県が5561万円で14.4%、
▽千葉県が4330万円で12.3%と、
いずれも去年の同じ月を上回りました。

資材価格の高騰や堅調な住宅需要などを背景に、価格は高い水準が続いていて、調査会社は「資材価格を含めた建築費の高騰で、先行きが不透明なことから、依然として供給は少なくなっている。土地の価格が高いこともあり、今後も高値の傾向は続く」としています。