デジタル家電 8月の国内向け出荷額 1年2か月ぶり去年同月比増

テレビやカーナビなどデジタル家電の国内向けの出荷額は先月、1年2か月ぶりに去年の同じ月より増えました。原材料価格の高騰などの影響で製品価格が上昇しました。

電機メーカーなどで作るJEITA=電子情報技術産業協会によりますと、先月のデジタル家電の国内向けの出荷額は939億円と去年の同じ月を11.3%上回りました。

出荷額は新型コロナの感染拡大に伴う巣ごもり需要が一巡したことなどで、前年を下回る状況が続いていましたが、増加に転じた形です。

物流費や原材料価格が高騰し、テレビの新製品を中心に価格が上昇していることや、中国 上海で外出制限が解除されて生産が回復した有機ELテレビなどの販売が好調なことが主な要因です。

製品別では、テレビやレコーダーなど「映像機器」が15.1%の増加、カーナビなど「自動車関連の機器」が11%の増加だった一方、スピーカーなどの「オーディオ関連機器」は14.2%の減少となりました。

今後の価格動向について、JEITAでは「テレビでは価格が上がっても消費の目立った落ち込みは見られていない。ほかの商品も価格が上昇していて、それが消費者に受け入れられるかが注目される」と話しています。