岸田首相 国連総会で演説へ 安保理改革など訴える見通し

岸田総理大臣はこのあと、国連総会で一般討論演説を行います。安全保障理事会の常任理事国ロシアによるウクライナ侵攻で、国連の信頼性が危機に陥っているとして、安保理改革に向けた交渉開始の必要性などを訴える見通しです。

日本時間の20日夜遅くニューヨークに到着した岸田総理大臣は国連総会に出席し、このあと、一般討論演説を行います。

創設以来77年間、国連が中心になって形成してきた国際秩序の根本がロシアのウクライナ侵攻で大きく揺らいでいると批判し、国連憲章の理念と原則に立ち戻り国連改革と機能強化を実現することが重要だと呼びかけることにしています。

そして、安保理の常任理事国ロシアのウクライナ侵攻で国連の信頼性が危機に陥っているとしたうえで、安保理改革に向けた交渉開始の必要性などを訴える見通しです。

また、滞在中、核実験を全面的に禁じるCTBT=包括的核実験禁止条約の発効を目指す首脳級会合に出席して、核兵器廃絶への取り組みを促すことにしています。

さらに、ニューヨークの証券取引所でもスピーチを行い、みずからが掲げる「新しい資本主義」をはじめ日本の経済政策をアピールすることにしています。

一方、岸田総理大臣はニューヨークを訪れている各国首脳らとも個別に会談することにしていて、一連の日程を通じて、価値観を同じくする国々との連携強化を図りたい考えです。