接戦を落としたヤクルトの高津臣吾監督は、4試合ホームランから遠ざかっている村上宗隆選手について「打てないときもある」とかばいました。
村上選手のふだんの様子については「いたって普通。いくらかプレッシャーがあると思うが、いつもとあまり変わらない」と説明しました。
そして「シーズン終盤なので、1戦1勝で頑張りたい」と意気込みました。

ヤクルト村上宗隆 56号ホームランは持ち越し
プロ野球、ヤクルトの4番で今シーズン55本のホームランを打ち、日本選手のシーズン最多記録更新の期待がかかる村上宗隆選手は20日の巨人戦では56号ホームランを打てませんでした。
村上選手は今月13日に55号ホームランを打ち、昭和39年に巨人の王貞治さんが打った、日本選手のシーズン最多記録に並んでいます。
記録更新の期待が高まる中、村上選手はここ3試合ホームランはなく、20日夜、東京ドームで行われている巨人戦に4番・サードで先発出場しました。
村上選手は1回の第1打席で、巨人の先発、赤星優志投手と対戦し、デッドボール。
3回の第2打席はノーアウト二塁で迎えましたが、セカンドゴロでした。
5回の第3打席は2人目の今村信貴投手にセカンドゴロに打ち取られ、7回の第4打席は1アウト一塁で4人目のデラロサ投手と対戦し、ショートゴロのダブルプレーに倒れました。
村上選手は3打数ノーヒット、デッドボールが1つで、4試合ホームランから遠ざかり、日本選手のシーズン最多ホームランの記録更新はなりませんでした。
試合は4対5でヤクルトが敗れました。
チームは21日、名古屋市のバンテリンドームナゴヤで中日と対戦します。