通園バス園児死亡事件 こども園 新理事長に元理事長の長男選任

静岡県牧之原市の認定こども園で、3歳の女の子が通園バスの車内に取り残され熱中症で死亡した事件で、こども園を運営する学校法人は後任の理事長に増田立義元理事長の長男の増田多朗理事を選任したと発表しました。

静岡県牧之原市にある認定こども園「川崎幼稚園」では今月5日、3歳の女の子が通園バスの車内におよそ5時間にわたって取り残され、熱中症で死亡しました。

こども園を運営する学校法人「榛原学園」の増田立義元理事長は当時、バスを運転していて、事件の責任を取って今月8日付けで辞任しました。

後任の理事長は決まっていませんでしたが、学校法人の代理人の弁護士によりますと、今月16日に開かれた理事会で増田元理事長の長男の増田多朗理事が新たな理事長に選任されたということです。

増田新理事長は「亡くなられた園児とそのご遺族の皆様に対し、園として誠心誠意の償いをしてまいります。今回の事故を真摯(しんし)に受け止め、迅速かつ徹底した原因究明を行っています」というコメントを出しました。

学校法人によりますと、今月7日に中断した状態になっていた保護者向けの説明会を今月23日に改めて開き、再発防止策や今後のこども園の運営について説明することにしています。