防衛省 ミャンマー軍幹部の留学生としての新規受け入れ停止へ

ミャンマーで、ことし7月、アウン・サン・スー・チー氏の側近だった元議員らに死刑が執行されたことを踏まえ、防衛省はミャンマー軍幹部らの留学生としての新規受け入れを来年度以降、停止する方針を明らかにしました。

ミャンマーで去年2月、軍によるクーデターが起きて以降も、防衛省は軍の幹部らを留学生として受け入れてきましたが、ミャンマーの民主化を支援する超党派の議員連盟は看過できないとして政府に中止するよう求めています。

防衛省の青木健至報道官は、20日の記者会見で、ことし7月、アウン・サン・スー・チー氏の側近だった元議員ら4人の死刑が執行されたことを踏まえ、ミャンマー軍の幹部らの留学生としての新規受け入れを来年度以降、停止する方針を明らかにしました。

ただ、すでに防衛大学校などで受け入れている11人については、現在の課程が修了するまで受け入れを続けるということです。

青木報道官は「死刑執行に先立ってミャンマー国軍に対して強い懸念を表明したが、顧みられなかったことを重視し、ミャンマーとの防衛協力・交流を現状のまま継続することは適切でないと判断した」と述べました。