COCOA “感染拡大の防止に一定の効果 課題を検証” 加藤厚労相

機能が停止される、新型コロナの接触確認アプリ「COCOA」について、加藤厚生労働大臣は、感染拡大の防止に一定の効果があったとしたうえで、課題を検証する考えを示しました。

国が運用する「COCOA」は、感染者と濃厚接触した可能性があると通知が行われるアプリですが、感染者数の全数把握が見直されることに伴い、機能の停止が決まっています。

これについて加藤厚生労働大臣は、閣議のあとの記者会見で「4070万件のダウンロードをしてもらい、行動変容を促す効果が一定程度あったと考えている」と述べました。

そのうえで「デジタル庁などと連携し、活用状況や評価、さまざまな課題について総括を行い、ITツールを活用した感染防止対策の在り方の参考にしていきたい」と述べ、今後「COCOA」の課題を検証する考えを示しました。