エリザベス女王の国葬行われる 各国要人など2000人以上参列

イギリスのエリザベス女王の国葬が、首都ロンドンで日本時間の19日夜7時ごろから行われ、各国の要人など2000人以上が参列し「イギリスの顔」として歴代最長の70年間在位した女王を追悼しました。

96歳で死去したイギリスのエリザベス女王を追悼するための国葬は、19日午前11時ごろ、日本時間の午後7時ごろからロンドン中心部のウェストミンスター寺院で始まりました。

国葬には、各国の要人など2000人以上が参列しました。

日本からは、天皇皇后両陛下が参列されたほか、地元メディアによりますと、アメリカのバイデン大統領など、200近い国や地域から合わせておよそ500人の王族や首脳も参列しました。

国葬では、式の進行を務めたウェストミンスター寺院の首席司祭があいさつのことばを述べたのに続いて、聖歌隊や参列者によって聖歌の合唱や聖書の朗読も行われました。

またイギリス国教会の最高位の聖職者であるカンタベリー大主教による説教が行われ「女王が21歳の誕生日に、生涯、公務に身をささげると宣言したのはよく知られている。これほどまでに約束が守られたことはほとんどない」と述べました。

このあとトランペットの音が鳴り、イギリス全土で2分間の黙とうがささげられました。

日本時間の午後8時ごろ、イギリス国歌が斉唱されたのち、国葬は終わりました。

国葬のあと、女王のひつぎは長男のチャールズ新国王や孫のウィリアム皇太子などに伴われてロンドン郊外のウィンザー城に向かい、夫のフィリップ殿下も眠る城内の礼拝堂の一角に埋葬されます。

イギリス政府は19日を休日とし、各地の公園や広場に設けられた大型スクリーンや映画館でも国葬のもようが中継されるなど、長年、国民に尽くした女王を多くの人が追悼する一日となっています。