宮崎県の大雨特別警報を警報に切り替え 引き続き警戒を 気象庁

気象庁は19日午前11時に宮崎県に出していた大雨の特別警報を警報に切り替えました。

国土交通省と合同で開いた記者会見の中で、気象庁の黒良龍太予報課長は「宮崎県を流れる一級河川の本庄川で高い水位が継続している。地元市町村が発表している避難の情報に従って身の安全を確保してほしい。特別警報を切り替えても、まだ土壌にたまっている水分量は多く、雨がやんでいても時間がたってから斜面が崩れるおそれがある。慎重に行動して、土砂災害警戒情報が発表されている間は避難を続けてほしい」と呼びかけました。

また国土交通省の豊口佳之河川環境課長は「宮崎県を流れる河川は水位が下がる傾向にあるものの、依然として高い水位が継続している。今後、少しの雨で川の水が増えやすい状況が続くため、引き続き氾濫や土砂災害に警戒が必要だ。宮崎県以外でも水位が上昇しているほか上昇が見込まれる川があり、雨の状況に注意して引き続き警戒してほしい」と呼びかけました。

今後の気象の見通しについて、気象庁の黒良課長は「台風は当初の予想より東寄りの、陸上を進んだことでだいぶ衰弱してきているが、進路を東寄りに変えて西日本や東日本では、これから20日にかけて大雨や暴風などの影響が出るおそれがある。広島県など土砂災害が切迫しているところがあるが、今後そうした地域が広がる可能性もあり、引き続き厳重な警戒が必要だ。危険を感じたら早め早めに安全な場所に避難してほしい」と呼びかけました。