国体 成年男子100m背泳ぎ 入江陵介が優勝

国体、国民体育大会の競泳が宇都宮市で行われ、成年男子100メートル背泳ぎで、再来年のパリオリンピック出場を目指し現役続行を表明している32歳の入江陵介選手が優勝しました。

新型コロナウイルスの影響で3年ぶりの開催となる国体は、10月1日の開幕を前に、今月10日から一部の競技が「会期前競技」として行われていて、競泳は17日から宇都宮市で始まりました。

18日行われた競技のうち、成年男子100メートル背泳ぎの決勝には、ことしの世界選手権で7位に入った入江選手が、東京都代表として出場しました。

再来年のパリオリンピックを目指して現役続行を表明している32歳の入江選手は、この大会が世界選手権以降、初めてのレースでしたが、決勝ではスタートから抜け出すと終始、テンポ良く泳ぎ切り、2位に1秒以上の差をつけて、53秒00で優勝しました。

また成年女子100メートル自由形の決勝には、東京都代表の池江璃花子選手が出場しました。

池江選手は前半出遅れて7位で折り返すと、後半は追い上げましたが、1位に0秒04及ばず、54秒76で2位でした。

このあと池江選手は成年女子200メートルリレーの決勝に東京都代表の第4泳者で出場し、24秒48をマークしました。

東京都代表は、1分40秒21の大会新記録で優勝しました。

入江陵介選手「2年後を見据えて強化」

成年男子100メートル背泳ぎで優勝した入江陵介選手は「国体の出場自体が10年ぶりだったので、久しぶりの国体の感覚を味わいながら、いいレースができた」と振り返りました。

そして、再来年のパリオリンピック出場を目指すと表明したことについては、「ここから1年1年区切っていくわけにはいかない。2年後を見据えて、しっかりと強化していかないといけないという思いだ。自分自身が100%パリオリンピックに向いているかといったら、まだ向き切れない部分もあるが自分自身を奮い立たせたい」と意気込んでいました。

池江璃花子選手「前半から積極的に」

レースのあと池江璃花子選手は、優勝した成年女子200メートルリレーについて、「大会記録を狙っていたので記録を切れてよかった」と笑顔で話しました。

2位だった100メートル自由形については「タイム的に見ても私だけでなくほかの選手もあまり上がらず悔しさはないが、全体的にレベルの低いレースをしてしまった」と反省していました。

そのうえで「予選のあとに優勝を狙っていないといったが現実になってしまった。ただ、強化していく部分が見えてきて、いままでは後半に勝負していたが、いかに前半から積極的に行くのが大事かことし1年でわかったので、今後は強化していきたい」と話していました。