社会

新型コロナ “妊婦へのワクチン接種で赤ちゃんに抗体“

妊婦への新型コロナウイルスのワクチン接種によって、抗体が赤ちゃんに移行していることが確認できたとする研究結果を国立病院機構三重病院などのグループがまとめました。
接種によって、妊婦と産まれてくる赤ちゃんを守ることにつながるとしています。
国立病院機構三重病院の菅秀副院長らのグループは、ファイザーの新型コロナワクチンを2回接種した妊婦146人の出産後の血液とへその緒から採ったさい帯血を分析し、ウイルスの働きを抑える中和抗体がどれくらいあるか調べました。   

その結果、中和抗体の値は、さい帯血では母親の血液の1.68倍あり、妊婦にワクチンを接種すると胎盤を通じて抗体が赤ちゃんに移行することが確認できたということです。

2回目のワクチンをいつ接種すると移行する抗体の値が高くなるか分析すると、最も高かったのは妊娠28週から34週の間でしたが、妊娠初期や出産に近い時期に接種した場合でも一定程度高い水準の抗体が移行しているのが確認できたということです。
菅副院長は「新生児を病気から守るには、母親から多くの免疫を与えることが大切だ。妊婦自身のためにも産まれてくる赤ちゃんを守るためにも、妊婦の方には接種を考えてもらいたい」と話しています。

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