岸田首相 「福島国際研究教育機構」予定地視察 復興加速を強調

岸田総理大臣は、震災からの復興の一環として福島県浪江町への整備が決まった教育研究施設の予定地を訪れ、この施設を中核として研究開発や産業化、それに人材育成を進め、復興を加速させていく考えを強調しました。

岸田総理大臣は17日、福島県を訪れ、来年4月に浪江町のJR浪江駅西側の地区に整備することが決まった「福島国際研究教育機構」の予定地を視察しました。

吉田栄光町長から整備予定の施設や交通アクセスについて説明を受けたのに対し、岸田総理大臣は「研究成果を、地元に、周辺地域に、そして県内、日本全国、さらには世界に向けて広げていくための努力が重要だ」と強調しました。

続いて、岸田総理大臣は、原発周辺の産業再生に向けて南相馬市に整備された「福島ロボットテストフィールド」を訪れ、遠隔操作が可能な人型ロボットや「空飛ぶ車」などの開発状況を視察しました。
視察のあと岸田総理大臣は、記者団に対し「国内外から優れた研究者が集まり最先端の研究を行う、世界に冠たる拠点とすべく努力していきたい。機構を中核として、研究開発や産業化、さらには人材育成といった成果を波及させ、福島の創造的復興を加速させていく」と述べました。