KADOKAWA会長 元理事と2回面会 スポンサー選定の要望伝えたか

東京オリンピック・パラリンピックのスポンサー契約をめぐり、出版大手KADOKAWAの角川歴彦会長が組織委員会の元理事に総額6900万円の賄賂を提供した疑いで逮捕された事件で、角川会長が、スポンサー契約を結ぶ前に、元理事と会食を含め少なくとも2回面会していたことが関係者への取材で分かりました。
東京地検特捜部は、角川会長がスポンサー選定に関する要望を直接、元理事に伝えていたとみて実態解明を進めているものとみられます。
関係者によりますと、角川会長は調べに対し、容疑を否認しているということです。

KADOKAWAの会長、角川歴彦容疑者(79)は、東京オリンピック・パラリンピックのスポンサー選定で便宜を受けたことへの謝礼などとして、組織委員会元理事の高橋治之容疑者(78)に総額6900万円の賄賂を提供したとして14日、贈賄の疑いで逮捕されました。

KADOKAWAは、2019年に大会スポンサーになりましたが、角川会長は、スポンサー契約を結ぶまでに会食を含め少なくとも2回、高橋元理事と面会していたことが関係者への取材で分かりました。

このうち、2017年5月の会食の場には、スポンサーになることを検討していたほかの大手出版社の経営者なども同席していたということです。

東京地検特捜部は、角川会長がこうした面会の場でスポンサー選定に関する要望を直接、高橋元理事に伝えていたとみて実態解明を進めているものとみられます。

関係者によりますと、角川会長と高橋元理事は、調べに対し、いずれも容疑を否認しているということです。