オミクロン株対応ワクチン “大学で職域接種” 文部科学相

オミクロン株に対応した新型コロナワクチンをめぐり、永岡文部科学大臣は記者会見で、引き続き大学での職域接種を実施していく考えを示しました。

新型コロナのオミクロン株に対応したワクチン接種について、厚生労働省は、14日、無料で受けられる公的接種に位置づけたうえで、来週から始める方針を決定しました。

これに関連して永岡文部科学大臣は、閣議のあとの記者会見で「大学を拠点とする接種は職域接種の枠組みを活用して大学の教職員や学生のみならず近隣の教育関係者や学生などへもワクチン接種を行うもので、延べ195万人分の接種を進めてきた」と述べました。

そのうえでオミクロン株に対応した新型コロナワクチンについて「文部科学省として希望する大学などで拠点接種が実施され、ワクチン接種を望む学生などに機会を提供できるように支援したい」と述べ、引き続き大学での職域接種を実施していく考えを明らかにしました。