東京五輪・パラ汚職事件 JOC前会長に任意で事情聴取 東京地検

東京オリンピック・パラリンピックのスポンサー契約をめぐる贈収賄事件に関連して、東京地検特捜部が、JOC=日本オリンピック委員会の前会長で、組織委員会の副会長を務めていた竹田恒和氏から16日までに任意で事情を聴いたことが関係者への取材で新たに分かりました。
特捜部は、受託収賄の疑いで再逮捕した組織委員会の元理事が理事に就任した経緯などを確認したものとみられます。

東京オリンピック・パラリンピックのスポンサー契約をめぐっては、
組織委員会元理事の高橋治之容疑者(78)が
▽出版大手KADOKAWAの幹部から総額7600万円の賄賂を受け取っていたとして、受託収賄の疑いで東京地検特捜部に再逮捕されたほか、
▽紳士服大手のAOKIホールディングス側からも総額5100万円の賄賂を受け取った罪で起訴されています。

一連の事件に関連して、特捜部が、JOC=日本オリンピック委員会の前会長で、組織委員会の副会長を務めていた竹田恒和氏(74)から16日までに任意で事情を聴いたことが関係者への取材で新たに分かりました。
関係者によりますと、竹田氏は高橋元理事が理事に就任した2014年当時、組織委員会の副会長で、特捜部は、元理事の職務や権限の詳しい内容を把握するため、高橋元理事が就任した経緯などについて確認したものとみられます。

事情聴取について竹田氏はNHKの取材に対し、弁護士を通じ「コメントできない」としています。

また、竹田氏は今月7日、NHKなどの取材に応じ、一連の事件について「スポーツ選手たちが頑張っている中で本当に残念です」と話していました。