社会

昨年度の医療費 約44兆2000億円 2年ぶりに過去最高更新

病気やけがの治療で全国の医療機関に支払われた、昨年度、令和3年度の概算の医療費は、およそ44兆2000億円となり、2年ぶりに過去最高を更新しました。厚生労働省は、前の年度に新型コロナの影響による受診控えがあった反動で、受診が増えたことが主な要因だとしています。
厚生労働省は、患者が全額自己負担した場合や、労災保険が適用された診療を含まない、概算の医療費を発表しました。

それによりますと、令和3年度は44兆2077億円で、新型コロナの影響による受診控えなどで減少した前の年度から増加に転じ、およそ2兆円、率にして4.6%増加しました。

これまでで最も高かった令和元年度を6300億円上回り、2年ぶりに過去最高を更新しました。

また、国民1人当たりの医療費は35万2000円で、前の年度より1万7000円増えています。

年代別に見ますと、75歳未満が23万5000円だったのに対し、75歳以上は93万9000円となりました。

一方、主な病名が新型コロナと診断された人の医療費は、推計でおよそ4500億円で、前の年度の4倍近くに増えました。

医療費が過去最高になったことについて、厚生労働省は、新型コロナによる受診控えの反動で、子どもを中心に医療機関の受診が増えたことや、高齢化が進んだことが主な要因だとしています。

最新の主要ニュース7本

一覧

データを読み込み中...
データの読み込みに失敗しました。

特集

一覧

データを読み込み中...
データの読み込みに失敗しました。

News Up

一覧

データを読み込み中...
データの読み込みに失敗しました。

スペシャルコンテンツ

一覧

データを読み込み中...
データの読み込みに失敗しました。

ソーシャルランキング

一覧

この2時間のツイートが多い記事です

データを読み込み中...
データの読み込みに失敗しました。

アクセスランキング

一覧

この24時間に多く読まれている記事です

データを読み込み中...
データの読み込みに失敗しました。