冬の風物詩「さっぽろ雪まつり」3年ぶりに会場を設けて開催へ

新型コロナウイルスの影響で2年続けてオンラインでの開催となった「さっぽろ雪まつり」について、実行委員会は、感染対策を講じたうえで、この冬、3年ぶりに会場を設けて開催することを決めました。

札幌の冬の風物詩「さっぽろ雪まつり」は、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて2年続けてオンラインでの開催となりましたが、実行委員会はこの冬、3年ぶりに会場を設けて開催することを決めました。

期間は来年2月4日から11日までの8日間で、「大通会場」と「すすきの会場」の2つの会場が設けられる予定です。

会場では、雪まつりの最大の見どころとなる「大雪像」5基を中心に、中小の雪像や市民雪像などが制作されるということです。

一方、感染拡大を防ぐため、飲食ブースは設置されないほか、体験型のアトラクションが中心となる札幌市東区の「つどーむ会場」の開催は見送るということです。

実行委員会は雪像を制作する作業員に対して基本的な感染対策を徹底するとともに、会場の通路を一方通行とし、混雑状況を配信するなど対策を講じることにしています。

実行委員会は「3年ぶりの開催となるので、地元の人や観光客に安心して楽しんでもらえるようなまつりにしたい」と話しています。