新型コロナワクチン 自衛隊による大規模接種 期間延長で検討

新型コロナワクチンの自衛隊による大規模接種会場について、松野官房長官は、オミクロン株に対応したワクチンの接種を推進するため、今月末までとしている運営期間を延長する方向で検討していることを明らかにしました。

新型コロナのオミクロン株に対応したワクチンの接種について、厚生労働省は14日、無料で受けられる公的接種に位置づけたうえで、来週から始める方針を決定しました。

松野官房長官は、午後の記者会見で「過去2年は、いずれも年末年始に感染拡大の波が到来したことを踏まえ、若い人も含め、年末までに接種が完了するよう自治体などに体制の整備を依頼する。職域接種も、これまでと同様に実施する方向で調整している」と説明しました。

また、今月末までとしている自衛隊による大規模接種会場の運営期間について「オミクロン株に対応したワクチンの接種を実施するため、引き続き運営する方向で防衛省で検討している」と明らかにしました。

そのうえで「こうした取り組みを通じて、1日100万回を超えるペースの体制を整備し、ワクチン接種を加速していきたい」と述べました。