日銀「日銀ネット」システム復旧 一時約8万件に影響も決済完了

日銀は、14日午前から金融機関どうしが資金の決済などを行う「日銀ネット」と呼ばれるシステムに不具合が発生し、決済の一部で遅れが出ていましたが、夕方までに不具合は解消し、復旧したと発表しました。遅れた取り引きの件数は、一時、およそ8万件に上ったということです。

日銀によりますと、14日午前から、「日銀ネット」のシステムに不具合が発生し、決済の一部に遅れが出たということですが、夕方までに不具合は解消し復旧したということです。

金融機関は「日銀ネット」を使ってさまざまな取り引きを行っていますが、外国為替取引や日銀と金融機関の間で行われる国債の売買などの取り引きに影響が出たとしています。

日銀によりますと、最大でおよそ8万件の取り引きの情報の送受信が滞り、通常より決済に時間がかかったということですが、不成立になった取り引きはなく、決済はすべて完了したとしています。

日銀は、不具合の原因は、一部の機器だったとして、機器を交換して復旧の対応を行い、15日の取り引きは、通常通り行うとしています。

日銀ネットで不具合が発生するのは異例のことで、日銀は、「ご不便、ご迷惑をおかけしたことをおわびします。あす以降、不具合が発生しないよう万全を期していく」とコメントしています。