佳子さま みずからが総裁務める「日本伝統工芸展」をご覧に

秋篠宮ご夫妻の次女の佳子さまは、伝統工芸の展覧会をご覧になりました。

この展覧会は、日本工芸会やNHKなどの主催で14日から始まり、東京 中央区の会場には、陶器や染織物など558点の作品が展示されています。

佳子さまは、去年結婚して皇室を離れた姉の小室眞子さんから引き継ぐ形で、ことし6月から日本工芸会の総裁を務められています。

展覧会を訪れるのは総裁に就任してから初めてで、総裁賞に選んだ、漆で仕上げた竹製の花籠などの作品をおよそ1時間にわたって鑑賞されました。

案内をした担当者によりますと、佳子さまは、会場をあとにする際「時間がとても少なかったので、もっとゆっくりすべての作品を一点一点見たいですね」と話されていたということです。
このあと表彰式が行われ、佳子さまは、作品が総裁賞に選ばれた大分市の河野祥篁さんに賞状を手渡されました。

この「日本伝統工芸展」は、東京 中央区の日本橋三越本店で今月26日まで開かれ、その後、札幌市や福岡市、大阪市など全国の11の都市でも開催されます。