「ジョブ型」採用が拡大 インターンシップにも導入の動き

専門性の高い人材の確保につなげようと、職務ごとに役割や必要なスキルを定める「ジョブ型」を、学生が職場で仕事を体験する「インターンシップ」にも導入する動きが広がっています。

このうち、日立製作所は「ジョブ型」の採用を拡大していて、今年度の新卒採用では、技術系はすべて「ジョブ型」としたほか、事務系でも増やしています。

このため、ことしのインターンシップは、人事や法務、経理財務などの職種ごとに、その役割や必要なスキルを明示した「ジョブディスクリプション」を公開したうえで、学生を募集しました。

会社では、およそ140種類の仕事を体験できるインターンシップを行っていて、14日は都内の本社で、応募した学生が人事担当の社員から指導を受けながら実務を体験していました。

参加した大学3年の男子学生は「募集要項に職務の内容や必要なスキルが詳細に書かれ、実務を経験できたので仕事への理解が深まった」と話していました。

人事勤労本部の大久保健一郎部長代理は「職種で仕事を選びたいという学生が増えている。やりたいことが明確に決まっている場合は、モチベーションも高く、ミスマッチのない配属ができ、その後の活躍も期待できる」と話していました。

「ジョブ型」の新卒採用は、KDDIや損保ジャパンなども行っていて、企業の間で専門性の高い人材を獲得しようという動きが広がっています。