日銀「レートチェック」実施 急激な為替レート変動をけん制か

関係者によりますと日銀は14日、銀行の為替ディーラーなどにドルに対する円の取り引き水準などを尋ねる「レートチェック」を実施したということです。

市場では「レートチェック」は、市場介入を視野に入れた準備の動きとしてとらえられ、政府・日銀が急激な為替レートの変動に対し市場をけん制するねらいがあると受け止められています。

このため14日、円安が急速に進んだことを受けて、政府・日銀が警戒感を一段と高めているという見方が広がっています。

このところの急速な円安をめぐっては、先週8日に財務省、金融庁、日銀が臨時の会合を開いて、対応を協議したのに続いて、9日には日銀の黒田総裁が総理大臣官邸で岸田総理大臣と会談したあと「一日に2円も3円も動くのは急激な変化だと思う」と述べ、最近の円安の動きは急激な変化に当たるという認識を示しました。

さらに、14日、鈴木財務大臣や松野官房長官があらゆる措置を排除せず急速な円安に対応する考えを示し、市場の動きを強くけん制していました。