この中で、全国小規模保育協議会の駒崎弘樹理事は、静岡県で3歳の女の子が通園バスの車内に取り残され熱中症で死亡した事件を受けて「現場は懸命に子どもの安全を守っているが、ヒューマンエラーはどうしても起きてしまうので、置き去り防止装置の設置の義務化をしてほしい」と要望しました。
これに対し、小倉大臣は「どこに子どもがいようが、送迎バスの安全は確保しなければならない。保護者の不安も解消しなければならない。責任感を持って日々仕事に臨んでいるほぼすべての園の職員の、今回の事故を受けた精神的なストレスも一刻も早く解消しなければならない」と述べました。
そのうえで「ヒューマンエラーをどう防いでいくかも含め、10月に再発防止策を取りまとめ、万全の体制を敷いていきたい」と述べました。

通園バス死亡事件受け “来月中に再発防止策まとめ” 少子化相
静岡県で、3歳の女の子が通園バスの車内に取り残され熱中症で死亡した事件を受けて、小倉少子化担当大臣は、保育の関係者らから通園バスに安全装置を義務化するよう要望されたのに対し、来月中に再発防止策をまとめ、対策を急ぐ考えを強調しました。
小倉少子化担当大臣は14日、保育所や認定こども園などの団体の関係者らと意見交換を行いました。

