プーチン大統領と習主席 あす首脳会談へ

ロシア大統領府は、プーチン大統領と中国の習近平国家主席との首脳会談が、15日、中央アジアのウズベキスタンで開かれると発表しました。ウクライナへの軍事侵攻後、両首脳が対面で会談するのは初めてでプーチン大統領は、経済や軍事面での連携を確認し、習主席から協力を得たいねらいがあるとみられます。

ロシア大統領府は13日、中央アジアのウズベキスタンで開かれる上海協力機構の首脳会議に合わせて、プーチン大統領が中国の習近平国家主席と15日に首脳会談を行うと発表しました。

両首脳が対面で会談するのは、ロシアが2月にウクライナに軍事侵攻して以降、初めてです。

ロシア大統領府のウシャコフ補佐官は「中国はウクライナ危機に対してバランスのとれたアプローチをしている。ロシアが特別な軍事作戦を開始した理由を理解していて、この問題は詳細に議論されるだろう」と述べました。

プーチン大統領としては、欧米の制裁が強化され、ウクライナ東部などでの戦況も苦しくなるなかで、中国と経済や軍事面での連携を確認し、習主席から協力を得たい狙いとみられます。

一方、習主席としては、10月、共産党のトップとして異例の3期目入りするかが焦点となる党大会を前に、上海協力機構の首脳会議に出席することを外交実績としてアピールするねらいがあるとみられます。

またプーチン大統領は、インドのモディ首相とも会談するほか、ウクライナ情勢をめぐる仲介役を担うトルコのエルドアン大統領とはウクライナ産の農産物の輸出などについて協議するとしています。

さらに上海協力機構に新たに加盟する見通しのイランのライシ大統領とも会談する見通しです。

プーチン大統領としては、友好関係にある国の首脳との結束を強め、対立が一段と深まる欧米側との対抗軸を強化したい思惑とみられます。