米消費者物価指数の上昇で NYダウ平均株価1200ドル超の急落

13日のニューヨーク株式市場は、アメリカの8月の消費者物価指数の上昇率が市場の予想を上回ったことで大幅な利上げが続くとの見方から売り注文が膨らみ、ダウ平均株価は1200ドルを超える急落となりました。下落幅が終値で1200ドルを超えるのは2020年6月以来です。

13日のニューヨーク株式市場はこの日、発表されたアメリカの8月の消費者物価指数が前の年の同じ月と比べて8.3%の上昇と市場の予想を上回ったことで、大幅な利上げが続くとの見方が広がり、景気減速への懸念から売り注文が膨らみました。

このためダウ平均株価の終値は前日と比べて1276ドル37セント安い3万1104ドル97セントでした。

ダウ平均株価の値下がりは5営業日ぶりで、下落幅が終値で1200ドルを超えるのは2020年6月以来です。

IT関連銘柄の多いナスダックの株価指数も5.1%の急落となりました。

一方、ニューヨーク外国為替市場では円を売ってより利回りが見込めるドルを買う動きが強まり、円相場は一時、1ドル=144円台後半まで値下がりしました。

市場関係者は「インフレが収まっていくのではないかとの見方が広がっていただけに消費者物価指数の上昇率が驚きをもって受け止められた。このため投資家の間でリスクを避ける姿勢が強まり売りが売りを呼ぶ展開となった」と話していて、金融市場に動揺が広がっています。