中国の習近平国家主席 中央アジア公式訪問へ

中国の習近平国家主席は、14日から中央アジアを公式訪問し、中国とロシアが主導する枠組み、上海協力機構の首脳会議に出席します。10月、共産党のトップとして3期目入りするかが焦点となる党大会を前に、外交実績としてアピールするねらいがあるとみられます。

中国外務省によりますと、習近平国家主席は、14日から16日までの日程で中央アジアのカザフスタンとウズベキスタンを公式訪問します。

習主席が外国を訪問するのは、おととし1月のミャンマー以来、2年8か月ぶりで、新型コロナウイルスの感染が世界的に拡大して以降、初めてです。

このうちウズベキスタンでは、15日から始まる中国とロシアが主導する枠組み、上海協力機構の首脳会議に出席する予定です。

今回の訪問について、中国外務省の毛寧報道官は13日「中国が、共産党大会の前に行う最も重要な首脳の外交活動だ」と述べ、その意義を強調しました。

一方、毛報道官は、習主席がロシアのプーチン大統領と会談を行うかについては「現在、発表できる情報はない」と述べるにとどめました。

習主席とプーチン大統領が対面で会談すればことし2月以来で、ロシアがウクライナに軍事侵攻してからは初めてです。

習主席としては、10月、共産党のトップとして異例の3期目入りするかが焦点となる党大会を前に、一連の訪問を外交実績としてアピールするねらいがあるとみられます。