この「稲刈りの集い」は、新型コロナの影響で中止が続いていましたが、ことしは3年ぶりに開かれ、オーナーたちは、地元の農家から稲の刈り方を教わったあと、三重県産の新たな品種「なついろ」を鎌で刈り取っていきました。
神奈川県から参加した女子大学生は「山奥での稲刈りや田植えというのは、ほかの地域ではなかなかなく貴重な経験です」などと話していました。
収穫されたコメは棚田のオーナーたちに配られるほか、一部は地元の道の駅などで販売されます。

「丸山千枚田」 棚田で3年ぶりの「稲刈りの集い」三重 熊野
棚田が連なる美しい景観で知られる三重県熊野市の「丸山千枚田」で、田んぼのオーナーによる「稲刈りの集い」が行われました。
斜面に1300枚余りの棚田が連なる「丸山千枚田」では棚田の保全のため、田んぼごとにオーナーが田植えや稲刈りをする制度を設けていて、11日は県内外の220人余りのオーナーが稲刈りをしました。
