エリザベス女王のひつぎ エディンバラに到着 大聖堂に安置へ

今月8日に死去したイギリスのエリザベス女王のひつぎは11日、北部スコットランドの中心都市エディンバラに到着しました。ひつぎは12日、市内の大聖堂に安置され、一般の人たちの弔問を受けることになります。

イギリスのエリザベス女王のひつぎは、死去から4日目の11日、女王の静養先だった北部スコットランドのバルモラル城を車で離れ、中心都市のエディンバラに向かいました。

ひつぎは、イギリスを構成する各地方を表す紋章からなる王室の旗「ロイヤル・スタンダード」に包まれ、その上には女王が好きだったという花で編まれた花輪が手向けられました。

沿道の至るところに地元の人たちが並び、拍手を送るなどして70年間の務めを果たした女王をねぎらっていました。

花束を持って訪れたエディンバラ市内の女性は「女王への尊敬と感謝の気持ちを伝えに来ました。美しいひつぎをわずかな時間でも見ることができてよかったです」と話していました。

ひつぎはこのあと、民族衣装のキルトを身につけた兵士たちによって車から降ろされ、女王がスコットランドでの住まいとしていたホリールード宮殿に入りました。
女王のひつぎは12日、チャールズ新国王も付き添って市内の大聖堂に移され、一般の人たちの弔問を受けることになります。

そしてひつぎは13日、空軍機で首都ロンドンに向かい、19日に国葬が行われます。

ロンドン 土産物店には多くの人

バッキンガム宮殿にほど近い、ロンドン中心部の土産物店では、エリザベス女王が死去してから多くの人が訪れています。
こちらの土産物店ではとりわけ、エリザベス女王の写真があしらわれた紅茶の缶や、顔写真がプリントされた旗が人気だということです。

アメリカから観光で訪れた女性は、「たまたまイギリスに旅行で来たのですが、歴史的な出来事に遭遇しました」と話していました。

ロンドン郊外から訪れた男性は、「介護施設にいる母は女王の死去に心を痛めていたので写真がプリントされた旗をあげようと思います」と話していました。

米バイデン大統領 国葬参列へ

アメリカ・ホワイトハウスは11日、バイデン大統領が今月19日にイギリスの首都ロンドンで行われるエリザベス女王の国葬に参列することを正式に決めたと明らかにしました。

ファースト・レディーのジル・バイデン大統領夫人も同行するということです。