Jリーグ 「声出し応援エリア」以外は観客収容率100%に

サッカーのJリーグは、声を出しての応援を許可する試合についてのガイドラインを改定し、声出しを許可するエリアの収容率は50%を維持しながらも、それ以外のエリアでは100%にすることとしました。

サッカーのJリーグでは、これまで政府の基本的対処方針に沿って、声出し応援を行う試合についてスタジアム全体の観客の収容率を50%までとしたうえで、特別なエリアを設けて声を出しての応援を許可していました。

しかし、こうした制限が試合を主催するクラブにとって経済的な負担になっていることなどから、Jリーグは声出し応援を許可するエリア以外では収容率を100%にできないか、政府などに働きかけていました。

そして、このたび政府が方針を見直したことに沿ってJリーグではガイドラインを改定し、声出し応援エリアの収容率は50%を維持しながらも、それ以外のエリアでは100%にすることとしました。

一方、これにより多くの試合で声出し応援の導入が予想されることから、Jリーグではマスクの着用など引き続き観客に対して感染予防の呼びかけを行っていくということです。