英 エリザベス女王 “健康が懸念される状態” 王室が発表

イギリス王室は8日、エリザベス女王について、健康が懸念される状態だとして、医師団の監督のもとに置かれると発表しました。

96歳のエリザベス女王は夏の間の静養先であるイギリス北部スコットランドのバルモラル城に滞在していますが、イギリス王室が8日、発表したところによりますと、女王はこの日の朝の診察のあと、健康が懸念される状態だとして、医師団の監督のもとに置かれることになりました。

発表では、女王はバルモラル城で安静にしているとしています。

また、息子のチャールズ皇太子とカミラ夫人がすでにバルモラル城に到着したほか、孫のウィリアム王子なども現地に向かっているということです。

エリザベス女王は2日前の6日、与党・保守党の新しい党首に就任したトラス氏をバルモラル城に迎え、首相に任命したばかりです。

公共放送BBCによりますと、エリザベス女王が首相を任命するのは70年の在位期間中、15回目でしたが、ロンドンのバッキンガム宮殿以外で行うのは初めてで、女王の健康状態に配慮したものと見られていました。

エリザベス女王は、ことし6月に行われた、即位70年を祝う「プラチナ・ジュビリー」でも体調を理由に一部の行事を欠席していました。

トラス首相「イギリス中が深く懸念」

エリザベス女王から2日前に任命されたトラス首相は、8日、ツイッターで、「この昼のイギリス王室の知らせにイギリス中が深く懸念していることででしょう。わたしと、そしてイギリス全土の人々の思いは、女王陛下とそのご家族のもとにある」として女王の健康を気遣いました。