山口 下関 建物倒壊 卸売会社社長が謝罪「原因の1つに老朽化」

7日、山口県下関市にある卸売会社で倉庫の壁などが崩れ、従業員1人が死亡、2人がけがをしたことについて、この会社の社長が7日夜記者会見し、「原因の1つには老朽化があると思う。建て替えなければいけなかった」と述べ、謝罪しました。

7日午後1時すぎ、下関市一の宮卸本町にある雑貨の卸売会社、「辻豊」の倉庫の壁などが崩れ、近くに止まっていた車7台が下敷きになりました。

車の中にいた従業員の男性3人が巻き込まれ、下関市の樋口善彦さん(55)が死亡し、2人がけがをしました。

7日夜、この会社の辻賀光社長が記者会見し、「亡くなられた従業員のご冥福をお祈り申し上げます。大変申し訳ありませんでした」と謝罪しました。

また、亡くなった樋口さんはいとこであることを明らかにし、「兄のような存在で謝るしかない」と述べました。

辻社長によりますと、崩れた倉庫は鉄骨造りの3階建てで建設から50年以上が経過していて、壁のひび割れを修理したことがあったほか、先月、大雨が降った際には雨漏りが見つかったということです。

辻社長は「原因の1つには老朽化があると思う。会社の責任だと思うし、今思えば、建て替えなければいけなかった」と述べました。

警察は8日朝から、会社の関係者の立ち会いのもと現場の状況を詳しく調べることにしています。