EU ロシアからの天然ガス価格に上限設定提案へ

ヨーロッパでのエネルギー価格の高騰を受け、EU=ヨーロッパ連合のフォンデアライエン委員長は、ロシアからパイプラインで輸入する天然ガスの価格に上限を設ける具体案を近く加盟国に示すことを明らかにしました。

EUのフォンデアライエン委員長は7日、ヨーロッパで天然ガスといったエネルギー価格が高騰していることを受けて近く加盟国に対応するための具体案を示すことを明らかにしました。

具体的には、▽ロシアからパイプラインで輸入する天然ガスの価格に上限を設けることのほか、▽再生可能エネルギーなどで発電する電力会社は電力価格の高騰で大きな利益を得ているため収入に上限を設けることなどを示すということです。

そのうえで、フォンデアライエン委員長は「この厳しい時期はすぐには終わらないが、連帯と結束、そして決意があれば乗り越えられると確信している」と強調しました。

EUは9日、エネルギー相会議を開き、こうした対策について協議する予定です。

これによってロシアからの強い反発が出て天然ガスの供給がさらに制限されるとの見方もあり、加盟国の間で議論を呼びそうです。