パリサンジェルマンの選手らの発言 気候変動軽視と閣僚が批判

フランス1部リーグ パリサンジェルマンの選手らが、短距離の移動に気候変動に影響を与えるとされる飛行機を使用したことをめぐり、監督やエムバペ選手が気候変動の問題を軽視するような発言をしたとして、政府の閣僚が批判するなど、波紋が広がっています。

パリサンジェルマンの監督や選手らは今月3日、パリから西に380キロにあるナントでの試合の際、プライベートジェットで移動しました。

この移動について、国鉄の幹部は「高速鉄道で2時間だ」として、短距離移動には温室効果ガスの排出がより少ない電車を利用すべきだと指摘しました。

5日の会見でこの件について問われると、ガルティエ監督とフランス代表でもあるエムバペ選手は顔を見合わせて笑い出し、監督は「けさ、ランドヨットで移動できないかを協議したところだ」と冗談を述べました。

これについてルメール経済・財務相が地元のテレビ番組のなかで「馬鹿笑いするには最も不適当な場面だ。気候変動を深刻に捉えなければならない」と非難したほか、SNS上では「非常識だ」として、批判の声が上がるなど波紋が広がっています。

ヨーロッパではことし、気候変動に起因するとみられる記録的な熱波や干ばつなどが相次いでいて、地元メディアによりますと6日、監督は「趣味の悪い冗談だった」と謝罪したということです。