新型コロナ 療養期間短縮の案 症状ありは7日間 無症状は5日間

新型コロナ対応をめぐり、政府は感染者の自宅などでの療養期間を見直す方向で調整を進めています。症状がある人は7日間に、無症状の人は5日間に短縮する案が出ていて、6日、岸田総理大臣と関係閣僚による詰めの協議が行われる見通しです。

新型コロナ対応をめぐり、政府は感染の第7波の収束後も見据え、社会経済活動と感染防止の両立を図る新たな段階への移行に向けた全体像をできるだけ早期に示したいとしています。

その一環として、政府は、感染者の自宅などでの療養期間を見直す方向で調整を進めることになりました。

具体的には、
▽症状がある人は、今の原則10日間から、7日間に
▽無症状の人は、7日間から、5日間に
短縮する案が出ていて、6日、岸田総理大臣と加藤厚生労働大臣ら関係閣僚による協議が行われる見通しです。

このほか閣僚協議では、感染者の全数把握の見直しをめぐって、詳しい報告の対象を重症化リスクが高い人に限定できるようにする措置を、全国一律の運用に移行する時期などをめぐっても議論が行われるものとみられます。