社会

オミクロン株対応ワクチン 約3000万回分 各都道府県に配送へ

新型コロナのオミクロン株に対応したワクチン接種について、6日、国による自治体向けの説明会がオンラインで開かれ、10月上旬にかけて、各都道府県におよそ3000万回分を配送することなどが説明されました。
オミクロン株に対応したワクチンの接種について、厚生労働省は、2回目の接種を終えた12歳以上のすべての人を対象とし、早ければ9月半ばにも、接種を始める方針です。
6日、国による自治体向けの説明会が開かれ、東京・墨田区では、ワクチン担当の職員がオンラインで参加しました。

このなかで、9月19日の週からファイザーとモデルナのワクチンを送り始め、10月3日の週までに、合わせておよそ3000万回分を配送すると説明されました。

接種は、4回目接種を行っていない高齢者や医療従事者などから進められ、そのあと、いわゆる「エッセンシャルワーカー」などに移行するということです。

一方、5歳から11歳の子どものワクチン接種について、6日から接種を受けるよう保護者が努めなければならない「努力義務」としたことを明らかにした上で、2回目から5か月以上経過した子どもを対象に、3回目の接種を始める方針も示されました。
墨田区保健予防課の菅沼竜一主査は、「接種が前倒しになったことで、早急に接種体制をどうするか検討が必要だ。ミスが起きないよう気を付けながら安全な接種を進めたい」と話していました。

オミクロン株対応ワクチン配送計画

厚生労働省はオミクロン株に対応したワクチンを、10月上旬にかけておよそ3000万回分、都道府県に配送する計画です。

具体的には9月19日の週に
▼ファイザーのワクチンおよそ1010万回分、
▼モデルナのワクチンおよそ100万回分、
26日の週も
▼ファイザーのワクチンおよそ1010万回分、
▼モデルナのワクチンおよそ100万回分、
さらに来月3日の週に
▼ファイザーのワクチンおよそ780万回を配送します。

両社のワクチンは来週にも薬事承認される見通しで、接種ができるようになるのが最後に行ったワクチン接種から5か月以上となった場合、厚生労働省は、ことし10月までに対象となる人数をおよそ6850万人と想定しています。

そのうえで9月19日以降、4回目の接種を行っていない60歳以上の高齢者、およそ1400万人から進める計画で、国は来月末までには対象者全員分のワクチンが輸入される見通しだとしています。

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