ヤクルトの村上宗隆選手は試合後のヒーローインタビューで「いい角度で上がってくれたので入ったと思った。なんとか先制点を取りたかったし、最低限の仕事をしようと思っていた」と振り返りました。
村上選手は20年前に50号を達成した巨人の松井秀喜さんと同じ背番号55をつけていますが「この番号をもらったときから目標にしていて、50本の数字を誇りに思う」と話しました。
そのうえで「まだまだ先の記録を達成できるように頑張りたい」と意気込みを示しました。

ヤクルト村上宗隆が50号ホームラン 松井秀喜さん以来20年ぶり
プロ野球、ヤクルトの4番、村上宗隆選手が2日夜、神宮球場で行われている中日戦で今シーズン50号となるスリーランホームランを打ちました。
日本選手がホームランをシーズン50本の大台に乗せるのは、平成14年の巨人の松井秀喜さん以来、20年ぶりです。
村上選手は、ここまで12球団トップとなる49本のホームランを打ち、50号まであと1本に迫っていました。
村上選手は20日夜、神宮球場で行われた中日戦に4番・サードで先発出場し、0対0で迎えた3回の第2打席で中日の先発・大野雄大投手から今シーズン50号となるスリーランホームランを打ちました。
日本選手がホームランをシーズン50本の大台に乗せるのは、平成14年の巨人の松井秀喜さん以来、20年ぶりです。
また、22歳での50号到達はこれまで最も早かった王貞治さんの24歳を抜いて史上最年少です。
今後は王貞治などがマークした55本や、村上選手のかつてのチームメートでもあるバレンティン選手が平成25年に達成した60本のプロ野球記録を超えられるか、注目を集めます。
村上選手「まだまだ先の記録達成できるよう頑張りたい」
ヤクルト 高津監督「すばらしい成長をしてくれた」
ヤクルトの高津臣吾監督は、50号ホームランを打った4番の村上宗隆選手について「節目のすごくいい数字だと思う。18歳のときから見ていて、いまだにかわいい男だが、すばらしい成長をしてくれた」と絶賛しました。
そのうえで「数字的にはすごいが、勝負の大切さを知っていることや野球という団体スポーツでみんなで勝つ喜びを感じていることを評価している」と話していました。
そのうえで「数字的にはすごいが、勝負の大切さを知っていることや野球という団体スポーツでみんなで勝つ喜びを感じていることを評価している」と話していました。