日本電産 関社長の辞任を発表 「業績悪化の責任をとるため」

電子部品大手「日本電産」は関潤社長が「業績悪化の責任をとるため」として、2日付けで辞任すると発表しました。関氏は創業者の永守重信会長の後を継ぐ形で、去年CEO=最高経営責任者に就任しましたが、ことし4月、事実上降格していました。

発表によりますと、「日本電産」は2日に取締役会を開き、関潤社長の2日付けでの辞任を決めたと発表しました。

併せて、後任の社長には創業に関わった小部博志副会長を充てるとしています。

関社長は日産自動車の幹部でしたが、退社後のおととし1月、日本電産に入り、4月に社長に就任しました。

去年6月には創業者の永守会長の後を継ぐ形で、CEO=最高経営責任者に就任しましたが、ことし4月に永守氏にその職を譲り、事実上、降格していました。

会社は関氏の辞任の理由について「業績悪化の責任をとるため」としていて、関氏が担当していたEV=電気自動車向けのモーターなどを扱う「車載事業」の不振が背景にあるとみられます。

日本電産をめぐっては創業者で現在78歳の永守氏が経営のかじ取りを担う状況が続いていて、後継者選びの行方に関心が集まっています。

永守会長「今後は外部の人をいきなりトップに据えることはない」

関潤社長の辞任について、日本電産の永守重信会長は2日夕方、オンラインで記者会見し「今後は外部の人をいきなりトップに据えることはない。2年以内に新体制を考える。やり直したうえで、立派な会社に変える決意だ」と述べました。