狩野永徳らの国宝 46面障壁画 里帰り公開へ 京都 大徳寺聚光院

京都市北区にある千利休ゆかりの寺、大徳寺の聚光院で、京都国立博物館で保管されている国宝の障壁画が5年半ぶりに戻され、3日から一般に公開されます。

京都市北区の大徳寺の聚光院で公開されるのは、いずれも国宝に指定されている46面の障壁画で、安土桃山時代を代表する絵師、狩野永徳とその父、松栄が描いています。

ふだんは保存のため京都国立博物館で保管されていますが、5年半ぶりに一時的に戻され、特別に公開されることになりました。

このうち、本堂の中心の「室中の間」を飾る「花鳥図」は24歳の永徳が描いたとされる水墨画で、4面のふすまを使って1本の梅の木を描いた立体感のある作品です。

また、松栄の「竹虎遊猿図」は、虎の親子や子どもを抱いた猿の様子がやわらかな筆遣いで表現されています。
聚光院の小野澤虎洞住職は「本物は見ていただいてこそ価値があると思うので、ふすま絵として描かれた当時の様子を体感していただきたい」と話していました。

一般公開は、3日から来年3月26日まで行われます。