中国 四川省成都で新型コロナ感染広がる 全市民に外出制限措置

中国内陸部に位置し、人口2000万人を超える四川省成都で新型コロナウイルスの感染が広がり、地元当局は1日夜から、すべての市民の外出を制限する措置をとりました。中国の大都市で全市民を対象とした外出制限措置がとられるのは、ことし春の上海以来です。

中国四川省の中心都市、成都の地元当局によりますと、先月25日から31日までに、新型コロナウイルスへの感染が確認された人が700人を超えました。

地元当局は、今後さらに感染が拡大するおそれがあるとして、1日夜から4日まで、およそ2100万人のすべての市民を対象に外出を厳しく制限する措置をとり、このあいだにPCR検査を受けるよう市民に求めています。

中国の大都市の全市民を対象とした外出制限措置は、ことし3月下旬から6月上旬まで上海でとられて以来、およそ3か月ぶりです。

中国では先月、南部の海南島など観光地で感染が拡大したほか、夏休みシーズンが終わり、南部の広州や深セン、それに東北部の大連などで再び感染が広がっています。

感染が確認された地域ではそれぞれ外出制限措置がとられ、市民生活に影響が出ています。
また消費が停滞し、景気回復を遅らせる要因の一つにもなっています。