政府 パレスチナ難民の食料支援に2億円の無償資金協力を決定

政府はウクライナ情勢を背景とした食料危機によって、中東のパレスチナ難民への食料の供給が悪化しているとして、国際機関を通じて2億円の無償資金協力を決めました。

岸田総理大臣は先にドイツで行われたG7サミット=主要7か国首脳会議で、ウクライナ情勢を背景とした世界的な食糧危機への対応として中東 アフリカ諸国に対し、およそ2億ドル、日本円にして270億円を拠出すると表明しました。

この具体策として政府は食料の供給が悪化している中東のパレスチナ難民を支援するため、UNRWA=国連パレスチナ難民救済事業機関を通じて、2億円の無償資金協力を決めました。

政府は今後も、パレスチナ難民の人道状況の改善を目指し必要な支援を検討する方針です。