“理工系人材”育成へ 大学や高専を支援 来年度から

高等教育を強化するため、政府がまとめた改革の工程表が明らかになり、デジタルやグリーンといった成長分野を担う理工系人材の育成に向けて、学部の再編などに取り組む大学や高等専門学校に対し、来年度から支援を始めると明記しています。

高等教育の在り方を検討していた政府の教育未来創造会議が先に提言をまとめたことを受け、政府は具体的な改革のスケジュールを盛り込んだ工程表を策定しました。

それによりますと、デジタルやグリーンなど成長分野を担う理工系の人材育成に向けて、学部の再編や他校との連携を進める大学や高等専門学校に対し、来年度・2023年度から設備の整備費用などを支援するとしています。

また学部の再編などを促進するため、現在求められている教員の数や校舎の面積などの規制緩和を来年度から実施するとしています。

また、家庭の経済状況にかかわらず教育を受けられるようにするため、大学生が給付型の奨学金と授業料の減免を受けられる制度について、再来年度・2024年度から、中間所得層の子どもの多い世帯の大学生や理系の大学生に対象を拡大するほか、大学卒業後の所得を考慮して柔軟に奨学金を返還できる「出世払い」の仕組みも再来年度から導入するとしています。