新型コロナ 全国のクラスター 前週より減少も学校で増加

新型コロナウイルスの感染で8月28日までの1週間に全国で確認されたクラスターなどの数は1361件となり、前の週より85件少なくなりましたが、各地で授業が再開している学校や教育施設では増加していることが厚生労働省のまとめでわかりました。

厚生労働省は、毎週、報道などをもとに、自治体がクラスターと認定した事例や2人以上が感染した事例をまとめています。

それによりますと今月28日までの1週間に全国で確認されたクラスターなどはあわせて1361件で前の週から85件、率にして6%減りました。

施設別で最も多かったのが
▽「高齢者福祉施設」で前の週より6件少ない844件で
次いで、
▽「医療機関」が前の週より90件少ない219件となっています。

一方、各地の学校で夏休みが終わり順次授業が再開する中で、
▽「学校・教育施設など」は前の週より13件多い88件、
▽保育所などの「児童福祉施設」が前の週より14件多い81件となっていて、
このほか
▽「障害者福祉施設」が72件、
▽「企業など」が45件、
▽「運動施設など」が6件などとなっています。

※参考※
「学校・教育施設など」には寮や部活動が、
「企業など」には官公庁が、
「運動施設など」にはスポーツチームが含まれます。
※「飲食店」は0件でした。