お台場「パレットタウン」営業終了 観覧車も23年の歴史に幕

1999年に開業した東京 お台場の複合型施設「パレットタウン」が31日で営業を終えて23年の歴史に幕を下ろします。シンボルの観覧車は最終日の31日、多くの人が訪れ思い出を語り合ったり別れを惜しんだりしています。

東京 お台場の「パレットタウン」は、1999年に開業した商業施設や自動車のショールームなどがある複合型施設です。

シンボルの観覧車は開業当時、世界一の高さでお台場の観光スポットとして人気を集めましたが、この地域の開発事業のため23年の歴史に幕を下ろすことになりました。

商業施設などは、すでに営業が終了していますが、最後まで営業していた観覧車は31日が最終日で、午前11時の開始前から乗ろうという人たちの列ができていました。

観覧車は1周およそ16分、日中の景色に加え夜景が人気で待ち時間が長くなっても相席はしなかったこともあって多くのカップルが訪れたということです。

千葉県市川市から妻と小学生の息子と訪れた40代の男性は「11年前、観覧車の頂上でプロポーズして結婚し子どもが生まれました。最後だというので家族みんなで乗りました。私にとっては思い出の場所で、家族3人笑顔で乗ることができて、また思い出ができました」と話していました。

観覧車は31日夜のライトアップで営業を終え来月からは取り壊し作業が始まるということです。
「パレットタウン」の跡地にはプロバスケットボールチームのホームとして活用される新たなアリーナの建設など「新たなにぎわいをつくる施設」が検討されています。

観覧車の運営会社の竹内啓祐理事は「観覧車が皆さんの思い出の場になっていたのを知り、うれしく思います。なくなるのは寂しいですが新たな施設の計画もあるのでこの場所が引き続き多くの人の思い出の場所となるよう願っています」と話していました。