社会

G20環境・気候変動閣僚会合 各国が侵攻続けるロシアを非難

G20=主要20か国の環境と気候変動問題の閣僚会合が31日、インドネシアで開かれています。会合の途中、取材に応じた西村環境大臣は「わが国としては、ウクライナ侵攻に対する非難、ウクライナ国民との団結を意見表明し、多くの国々から同様の発言があった」と述べ、日本と各国がウクライナへの侵攻を続けるロシアを非難したことを明らかにしました。
インドネシアのバリ島で31日に開かれているG20の環境・気候閣僚会合に、日本からは西村環境大臣が出席し、各地で異常気象や災害を引き起こしている気候変動の問題や、海洋プラスチックごみへの対策などについて議論が交わされています。

西村大臣は会合の途中、日本時間の午後5時前、記者団の取材に応じ、「我が国としてはウクライナ侵攻に対する非難、ウクライナ国民との団結を意見表明し、多くの国々から同様の発言があった」と述べ、日本のほか各国が会合に出席したロシアを非難したことを明らかにしました。

また、会合の成果をまとめた共同声明の見通しについては「現状は、まだなんとも言えないが、議長をはじめ各国が意見集約を図ろうとしているところで、取りまとめにむけて頑張っているところだ」と述べました。
ロシアによるウクライナ侵攻後に開かれたG20閣僚会合では、ロシアと欧米各国の対立が鮮明となっていて、気候変動問題など地球規模の課題について、各国が一致して共同声明をまとめられるかは不透明な状況です。

議長国 インドネシア林業相 「共通の利益のため」

G20=主要20か国の議長国を務める、インドネシアのシティ・ヌルバヤ・バカール環境林業相は、会合の開幕にあたって「世界は人口増加、水資源の危機、資源不足、エネルギーをめぐる不安など、複合的な課題に直面している。気候変動がさらにこうした危機を増幅させる可能性もある」と世界の現状に懸念を示しました。

そのうえで「解決策に貢献することは、われわれの責任だ。壁ではなく橋を架け、自国の利益ではなく、共通の利益のために取り組もう」と述べ、ロシアによるウクライナ侵攻後に開かれたG20の閣僚会合で、ロシアと欧米各国の対立が鮮明になる中、結束を呼びかけました。

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