円相場 円安加速 一時1ドル=139円台に 米利上げ長期化見方で

週明けの29日の東京外国為替市場は円安が一段と進み、円相場は一時、1ドル=139円台となりました。アメリカで利上げが長期化するという見方から長期金利が上昇し、円を売ってドルを買う動きが強まりました。

アメリカの中央銀行にあたるFRBのパウエル議長が、先週末の講演で利上げを継続する姿勢を鮮明にしたことで、アメリカの長期金利が上昇しています。

このため、日米の金利水準に一層差がつくことが意識され、円を売ってより利回りの見込めるドルを買う動きが強まり、円相場は一時、先週末よりおよそ2円値下がりして、およそ1か月半ぶりに1ドル=139円台となりました。

29日の午後5時時点の円相場は、先週末と比べて1円68銭、円安ドル高の1ドル=138円69銭から71銭でした。

ユーロに対しては、先週末と比べて1円24銭、円安ユーロ高の1ユーロ=137円89銭から93銭でした。

また、ユーロはドルに対して1ユーロ=0.9942から44ドルでした。

市場関係者は「利上げの継続でアメリカの景気が冷え込むことへの懸念もあるが、日米の金利差の拡大がより強く意識され円安が加速している。投資家は、FRBの利上げペースを見極めたいと、今週末に発表される雇用統計などアメリカの経済指標を注視している」と話しています。