夏休み明け 子どもの心の不調 相談強化「自分で抱え込まずに」

子どもの自殺リスクが高まるとされる夏休み明けの時期に合わせて、心の不調を抱えた子どもの相談などに応じているNPOは、SNSによる相談体制を強化して「自分で抱え込まずに相談してほしい」と呼びかけています。

東京 豊島区のNPO法人「東京メンタルヘルス・スクエア」は研修を受けたカウンセラーが心の不調などの相談にSNSなどで対応しています。

NPOによりますと、夏休みが明けて学校が再開する時期は子どもの自殺が増える傾向にあり、例年、心の不調を抱えた子どもからの相談が増えるということです。

ことしも「友達に避けられているようで新学期の登校が不安だ」とか「以前いじめられたことで人目が怖くなり、死にたいと感じる」などの相談が中学生や高校生からすでに寄せられているということです。

このためNPOでは来月4日まで夜間にSNSでの相談に当たる担当者を倍増し体制を強化しています。

NPOの新行内勝善カウンセリングセンター長は「悩みを自分だけで抱え込んでしまわずに誰かと共有したり試しにSNS相談を活用したりしてもらいたい。子どもにとって変化の大きい時期なので、周囲の人たちもふだん以上に気を付けて見守ってほしい」と話しています。

NPOは相談の時間帯などについてはウェブサイトで確認してほしいとしています。