京都 長さ100メートルを超える“数珠まわし” 子の成長祈って

子どもの健やかな成長を祈る関西の夏の伝統行事「地蔵盆」で行われる「数珠まわし」にちなんで、参加者が長さが100メートルを超える数珠を回す催しが、京都市で開かれました。

この催しは、京都市中京区にある壬生寺などが地域の伝統行事を知ってもらおうと今回、初めて開いたもので、地元の幼稚園児などおよそ100人が集まりました。

地蔵盆は、関西を中心に行われる夏の伝統行事で、子どもたちが輪になって長さ数メートルの数珠を手にして回す「数珠まわし」などが行われます。

28日は、人の煩悩の数にちなんだ長さが108メートルの数珠が用意され、僧りょがお経を唱える中、参加者は境内に敷かれた「ござ」に座って数珠の玉を隣に送っていました。

地蔵盆は、江戸時代に京都で始まったのが起源とされていますが、最近は少子化などによって、従来どおりの形で行うことが難しくなっている地域もあるということです。
母親と参加した京都市の小学4年生の女の子は、「数珠をまわすスピードが思った以上に早くて驚きました。身長が伸びることを願って数珠をまわしました」と話していました。