新型車を各社発表 コロナ禍の生活スタイルに合わせた“変化”

長引くコロナ禍で変わる生活スタイルにあわせて、車の姿も変化しています。自動車メーカー各社が、車の新しい使い方を提案する新型車を相次いで発表しました。

テレワークや屋外のレジャーに活用

このうちスズキは、テレワークや屋外のレジャーに活用できる軽ワゴンの新型車を発表しました。

後部座席にはテーブルになる大型のボードを備え、パソコンを開いて集中して仕事ができるということです。
また、このボードは高さを変えると棚のようになり、キャンプなど屋外のレジャーの荷物を積むこともできます。

広報部の井門大輔さんは、「テレワークなどで使えるよう自由にアレンジできる車で幅広い人に使ってもらいたい」と話していました。

コロナ禍で飼う人が増えたペットと一緒に

また、トヨタ自動車は、コロナ禍で飼う人が増えたペットと一緒に乗りやすいミニバンの新型車を発表しました。

前の座席と後部座席の間のスペースを広げて、ペットも乗り降りしやすくしたほか、荷室を従来よりも広くしています。
自動車メーカーの間では、日産自動車もオフィス家具メーカーと共同でテレワーク向けの車の開発を進めていて、長引くコロナ禍で変わる生活スタイルに合わせた新しい形の車はますます登場しそうです。