TICAD 「チュニス宣言」採択し閉幕へ

TICAD=アフリカ開発会議で、岸田総理大臣は、アフリカの成長を後押しするため、今後3年間で官民あわせて総額300億ドル規模の資金を投入する方針を表明しました。会議は、最終日の28日、議論の成果を盛り込んだ「チュニス宣言」を採択する見通しです。

TICADは、27日、北アフリカ・チュニジアの首都チュニスで開幕し、岸田総理大臣は新型コロナに感染したためオンラインで参加し、林外務大臣が特使として出席しています。

開会式で岸田総理大臣は「日本はアフリカと『共に成長するパートナー』でありたい」と述べ、アフリカの成長を後押しするため、グリーン分野への投資など、今後3年間で官民あわせて総額300億ドル規模の資金を投入する方針を表明しました。

また「経済」をテーマにした全体会合では、中国によるアフリカへの巨額融資を念頭に、透明で公正な開発金融の重要性を指摘し、円借款に特別枠を設けて債務健全化への改革を後押しする考えを示しました。

TICADは、最終日の28日、「社会」と「平和と安定」をテーマに議論を行い、2日間の成果を盛り込んだ「チュニス宣言」を採択し閉幕する見通しです。

一方、岸田総理大臣は、27日までにオンラインでアフリカの7か国の首脳と会談したほか、28日も3人の首脳などと会談し、連携強化を図ることにしています。