新型コロナ 23日まで1週間の全国の感染者数 前週比26%増

23日までの1週間に新型コロナウイルスの感染が確認されたのは144万人余りと、前の週と比べて26%増えたことが厚生労働省のまとめで分かりました。感染者の数はすべての年代で増えていて、特に増加が目立つ20代が最も多くなっています。

厚生労働省が25日公表したまとめによりますと、今月17日から23日までの1週間に感染が確認されたのは速報値で144万3216人と前の週と比べて26.4%増えました(前週 114万2188人)。

年代別では
▽20代の増加が目立ち、23万1187人と最も多くなり、全体の16%を占めています。
次いで
▽40代が22万4680人で15.6%、
▽30代が21万4283人で14.8%、
▽50代が17万8081人で12.3%と、
働く世代を中心に感染が広がっています。
また
▽10代は16万6458人で全体の11.5%、
▽10歳未満の子どもが15万7963人で10.9%でした。
このほか
▽60代が10万9324人で7.6%、
▽70代が7万8565人で5.4%、
▽80代が4万8267人で3.3%、
▽90代以上が2万451人で1.4%でした。

前の週はすべての年代で感染者数が減っていたのが、この週はすべての年代で再び増加し、「10代」と「10歳未満」を除いてこれまでで最も多くなっています。